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2017年4月1日土曜日

津崎克彦「国際経済論―グローバル化は人々の幸福につながるか―」

4/01/2017
▼ 津崎克彦(2017)「国際経済論―グローバル化は人々の幸福につながるか―」(大関雅弘編「現代社会への多様な眼差し―社会学の第一歩」晃洋書房所収)

【概要】
 グローバル化は21世紀の社会を捉える重要なキーワードです。人々の期待を背負いながら進展していくグローバル化ですが、その帰結は果たして人々に幸福をもたらすものでしょうか。本章では貿易と経済発展という経済の問題から出発して、この問題に関する課題を考えていきたいと思います。

【章構成】
第1節 グローバル化と現代
・ 我々の生活とグローバル化
・ 国際経済論の問題
第2節 近代社会の誕生と国際貿易の発展
・ 18世紀以前の社会と国際経済の誕生
・ 自由貿易論の展開
・ 幼稚産業保護論
第3節 第2次世界大戦後の世界経済と経済発展
・ 途上国の開発政策と発展段階論の登場(1950年代~)
・ 従属論・世界システム論及び市場原理主義の登場(1970年代~)
・ 新興工業国家の成長(1980年代~)
第4節 グローバル化は人々の幸福につながるか
・ グローバル化と社会問題
・ 主観的幸福と経済発展
・ グローバル化の可能性と課題