▼ 津崎克彦 荒井一博 倉田良樹(2008)「平成不況期の人的資源管理改革による従業員意識の個人化」, 一橋社会科学第4号 2008年6月(クリックでダウンロードページが開きます)
【概要】
1990年代後半から2000年代前半にかけて、日本企業ではいわゆる成果主義的な人的資源管理が大規模に導入された。こうした管理形態は組織と個人との関係にいかなる影響を及ぼしたのか。本稿では2005年に行ったアンケート調査をベースに分析を行い、個人の意識の傾向と成果主義的人的資源管理の問題点、組織へのコミットメント確立のための条件を検討した。
【章構成】
1. 問題提起
2. 日本的経営と労働市場の変化
3. データ及び回答の全体傾向
4. 意識の分析
5. 回帰分析
6. まとめ
2008年7月1日火曜日
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